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[尾田栄一郎インタビュー] ONE PIECEを終わらせるのは僕の自由 [18/7/23 WJ34号]


2018年度のジャンプでは、創刊50周年記念企画として

レジェンド作家SPインタビュー「GO! 50! JUMP」が掲載されている。

その第8回目に、遂に尾田栄一郎先生が登場!!!

そのインタビューについての感想を書いてみたい。

まず、そのインタビューを書き起こし。

5582.jpg

いやあ、素晴らしい。

20歳そこそこにしては構成力が素晴らしいと思います(笑)


「ワンピース」第1話が乗ったジャンプを尾田先生に見てもらうと、そんな冗談めかした一言が出た。

実際、その完成度の高さに驚かされる。

ボツを重ねられた上で描いたものだったのでね(笑)。

2回ボツにされてようやく通った連載第1話でした。

読み切り時代から、編集者からのボツはとにかくたくさんくらっていましたね


だが、そのボツに「救われた」と話す。

ボツがたくさんあると言う事は、その分ネタが溜まっているということ。

編集者に見せる前に自分でボツにしたものもある。

世に出せなかったボツネタがたくさんありましたから、連載当初はずいぶん助かりましたね。

ボツになった原因は自分でわかっているから、その時持っている技術で描き直せば、立派な一本の話になるんです。

順風満帆できた人は、ネタが溜まっていないから、大変だなと思います


「ワンピース」は、昨年20周年を迎えた。

長きにわたってジャンプという雑誌の看板を背負い続けることも重圧は無いのだろうか。

背負っているような意識は無いんですよ。

自分の作品が一番たくさんの人に読まれていればうれしい──それだけ。

1番だと自分のテンションも上がるので、もっと面白い話を作ろうと言うエンジンになる。

僕は、責任感が強くないんです。

もし「ワンピース」を終わらせる時が来たら、編集部から「もっと続けてくれ」と言われたところで、それを聞く気もないですしね。

僕が終わるのは、僕の自由。

まぁ…終われないんですけどね。

ストーリーがまだまだあるので


共に15年に渡り連載を続けてきた「ナルト」(岸本斉史)の終了について話を向けると、「ものすごく寂しかった」と話す。

岸本さんとは同い年だし、同じ時期にマンガがヒットして。

漫画家なのに映画を任されてみたり(笑)、やっている事も似ている。

どれだけ長い付き合いの漫画家同士でも、ヒットの度合いが違うと「これを言っても伝わらないかもしれないな」と言うことが出てきますけど、岸本さんとは同じ苦労をして、同じことで悩んできたので、話が合うんです


もしこれから「ワンピース」と並び立つような大ヒット作を生み出す作家が現れたとしても、尾田先生と同じ風景を見てきた作家は、これまでもこれからも、岸本先生だけなのだ。

そうなんですよね。

15年選手は1年では作れませんから…。

岸本さん、今は本当に幸せそうに遊んでますけど(笑)、やっぱりあそこまで行った人ですから、今では僕の愚痴を聞いてくれたり、話し相手になってくれています


漫画業界を見渡して、こんなことも考えている。

今、読者が選ぶ雑誌が多様化していって、同じマンガをみんなが読むということが減りつつあるのは、ちょっと残念だなと思います。

これは僕の実体験ですが、昔は「ドラゴンボール」を読んでいることを話したら、すぐに友達ができた。

マンガには、そういう役割があると思っていて。

特に僕らの子供時代は、ジャンプの役割が本当に大きかった。

だから“たくさん売れる”と言うことには価値があるのだと思う。

もっと共通の話題を持ってほしいと言う意味で、複数の雑誌が合わさって1つになってもいいんじゃないか?と思ったりもします。

“アベンジャーズ”的にね(笑)


今のジャンプを読むと「『最近の漫画よくわからん』とか“じじい”みたいなことを思ってしまうことがある」と笑う。

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だからといってその事を気にしたり、対策を立てたりする気もない。

どっちが正しいか、と言う話じゃないですからね。

どっちが読者に受けるか、の勝負。

なので、もし「ワンピース」が負けたら研究を始めますけど、今のところ勝っているから、まだ良いかなと(笑)


ジャンプを背負っている意識は無い、と言い切った尾田先生だが、話すほどにジャンプのナンバーワンらしい貫禄のようなものを感じ、本当に自負は無いのか、重ねて聞いてしまう。

本当に、その器じゃないんですよ。

秋本先生が「こち亀」をやめた時にね、編集部の皆さんにはっきり言ったんです。

「僕はエースにはなるけど、キャプテンにはなれないから」って。

秋本先生は、キャプテンなんです。

毎週ジャンプを読んで、新人のマンガも知っていて、新年会で一人一人に「君のマンガはここが面白いね」て声をかけて回るんですよ。

そんなすごいこと、僕にはできない。

僕ができるのは、1番をとって、売り上げ的にジャンプを引っ張ること。

エースとしてそこは任せて、と思っています


―――――――――――――――――――

今回のインタビューの完全版はジャンプ展 公式図録」のvol.3に掲載されるらしい。

今回はジャンプ展に行けそうにないから、どうしよう…。

まぁ、それは置いといて…今回のインタビューで地味に寂しくなったのはこの箇所。

もし「ワンピース」を終わらせる時が来たら、

編集部から「もっと続けてくれ」と言われたところで、

それを聞く気もないですしね。

僕が終わるのは、僕の自由。


まだまだ終わらないと解ってはいるんだけど、ONE PIECEの最ラストを意識しちゃって若干の悲しみ。。

18/7/21 読売新聞に掲載されたインタビューでも、「20年以上かかって物語は80%位まで来ました」という一文があって、否が応でもラストを意識しちゃうんだよね。

だからこそ尾田先生は、

そんなマイナスの気持ちを吹き飛ばしてくれるくらいの、

濃くてアツい物語を描いてくれるだろう!


[関連リンク]

ルフィの夢“海賊王”!! その「夢の果て」考察

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コメント

>スカンソウルさん

> ONE PIECE好きになる前に元々NARUTOが好きだった自分としては、岸本さんの話が出てきたのは嬉しかったです。

岸本先生もそろそろ新作描かないですかねぇ?('◇')笑

NARUTO

ONE PIECE好きになる前に元々NARUTOが好きだった自分としては、岸本さんの話が出てきたのは嬉しかったです。

尾田栄一郎さんと岸本斉史さんは、同い年の同じ少年ジャンプの同じバトル漫画を描いた間柄ですからね。

売上の数字ではONE PIECEの方が上だけど、NARUTOを読み返すと「この部分はONE PIECEよりNARUTOの方が優れてるな」と感じることがあります笑 (もちろん逆もあります)

>ネモさん

> 尾田っちにはホント体調だけは気をつけてほしいですが25周年あたりで酷使されそうで不安です

確かに節目の年は色々と大変そう、尾田先生('Д')

>リトル.G.Kさん

> 作者が終わりと決めたら終わりなんだと思う。
> 寂しいけれど、、、。

寂しいけれど、そうなったらしょうがないんですよね('Д')

Re: タイトルなし

> また新聞の記事をまとめてもらえると有り難いです

過去に遡りながら、これまでのもまとめようかな?とか考えてます(*´ω`*)

需要があるのかどうか…w

>ヤマトさん

> 原作・アニメが最終回迎えても、映画やコラボ特番等で続きそう。
> ◎ワンピースは東映のドル箱なので、簡単に手放すような真似はしなさそう。

確かにw映画は毎年放送になっちゃいそうな(^^)

>参事さん

> やっぱり仲間は10人で確定なんですね。10人揃ってしまうとなんだか寂しい気もします。。。

その気持ちも分かります('ω')

10人で確定かどうかは分らんですが。

これが載っていることにこの記事で気づいて、久しぶりにジャンプを買いました

尾田っちにはホント体調だけは気をつけてほしいですが25周年あたりで酷使されそうで不安です
頼むよジャンプ編集部!!

〝ONEPIECEを終わらせるときは僕の自由〟
、、、そうか、、、カッコイイセリフだけど、、、
そうなんだ~~寂しい気持ちになるなぁ。。。

終わらせるときもですが、
【完】まで自由に描いた世界を読ませていただきたいです。

ONEPIECEが面白いのは
きっと周りの意見に右往左往しないからだ!!
と思っていて、、、
でも、
当たり前だけど、尾田先生も苦労されてるんですよね。

書店で、
完結したはずの(別の)本の続編が出てて、
喜び勇んで買って読んで、、あれ?と
思うことが多い。
好きな感じから、何だか違う感じの印象になって
残念な気持ちになる。
だから
作者が終わりと決めたら終わりなんだと思う。
寂しいけれど、、、。

ルフィはONEPIECEが終わりの時に
尾田先生の頭の中から飛び出して
終わりなき旅へと繰り出しそうですけど、
今までとこれからも生まれ続ける新キャラたちは
先生の頭の中で騒動を起こし始めたら、
そのときは描いて私たちを楽しませてほしいです。
(出版社からせがまれて描くという状況だったら嫌なんですけどね...)
って いつの話だ??かなり先www

まだまだ
十分に本編で楽しませてもらえるじゃない。

次回を心待ちにしよう!!

今仲間は9人って言ってたらしいですが
ジンベイ仲間ぽいですね
生きてるのでしょう

また新聞の記事をまとめてもらえると有り難いです

ワンピースが最終回迎えたら、卒アルの出来事欄に載りそうですよね(涙)

原作・アニメが最終回迎えても、映画やコラボ特番等で続きそう。


◎ワンピースは東映のドル箱なので、簡単に手放すような真似はしなさそう。

No title

読売新聞にまた新しいインタビューが配信されていますね。
やっぱり仲間は10人で確定なんですね。
あと1人は私の予想ではお玉で確定なのですが、10人揃ってしまうとなんだか寂しい気もします。。。
まぁワノ国に何年いてお玉を仲間にするのか分かりませんが。。。
ってかそもそもジンベイ親分帰ってきていませんが。。。

>ぼんさん

> ONE PIECEを終わらせるのは僕の自由
> 『バクマン』の亜城木夢叶を思い浮かべました・・・

バクマン懐かしい(^^)/

名作ですよね~また読み返したくなりました!

No title

ONE PIECEを終わらせるのは僕の自由
『バクマン』の亜城木夢叶を思い浮かべました・・・

>zebraさん

> 「尾田っちテイスト(尾田先生の凝った展開やアイデア)」の秘密はボツネタにあったのか・・・すっごいです。だからあれだけ 変化球的な話の展開ができたんですね

尾田先生は自分にも厳しそうだから、これまでもボツになったネタもたくさんあるんでしょうねぇ!

イラスト集「カラーウォーク」にたまに載ってる設定画も、原作に反映されていない絵もいっぱいありますもんね(*'▽')

尾田ッちテイストの秘密

かんりにんさん、おはようサンジ~v-278

>ボツを重ねられた上で描いたものだったのでね(笑)。

2回ボツにされてようやく通った連載第1話でした。

読み切り時代から、編集者からのボツはとにかくたくさんくらっていましたね

だが、そのボツに「救われた」と話す。

ボツがたくさんあると言う事は、その分ネタが溜まっているということ。

編集者に見せる前に自分でボツにしたものもある。

世に出せなかったボツネタがたくさんありましたから、連載当初はずいぶん助かりましたね。

ボツになった原因は自分でわかっているから、その時持っている技術で描き直せば、立派な一本の話になるんです。

順風満帆できた人は、ネタが溜まっていないから、大変だなと思います<



 かんりにんさん マジでコメント書いていいですか。

※「尾田っちテイスト」の秘密はボツネタにあったのか・・・・・Σ(・□・;)

すっごいです。だからあれだけ 変化球的な話の展開ができたんですね


(注※ 尾田先生の凝った展開やアイデアをそう呼んでます)

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