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ビッグマムの“魂への言葉(ソウル・ポーカス)”の考察とまとめ6選


ビッグ・マムは“ソルソルの実”の能力者。

人の“魂(ソウル)”を自由にやりとりでき、集めたソウルを国中にバラまき様々な物を擬人化して現在のWCIを造り上げている。

さて、そんな能力を持つマムには“魂への言葉(ソウル・ポーカス)”という技がある。

それは「人間が持つ生への執着に話しかけ、わずかにでも死の恐怖を感じた者の体から寿命を抜き取る」というもの。

その語り掛けは、「寿命」と「もう一つ」の二択を迫るカタチで行われる。

今回はその選択をまとめ、それについて考えてみたい。



ライフ(寿命) オア トリート(お菓子)


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マムが持病の“食いわずらい”を起こし、WCIの「スイートシティ」を破壊していた時。

そこに止めに入った16男モスカートに対して使った“魂への言葉(ソウル・ポーカス)”

この時のマムが望む「お菓子」はクロカンブッシュ。

技が発動されると、クロカンブッシュをマムに食べさせるか、寿命を差し出すかしか逃れる方法が無い。

ただ一つ寿命を失わない方法があるとすればマムに対して一瞬たりとも臆さない事。

5男オペラも「スカート!! 落ちつけ!! 臆したら寿命を取られるファ!!!」と言っていた。

結果モスカートは癇癪状態のマムにビビり、40年という寿命を奪われてしまった。



ライフ(寿命) オア ウェディングケーキ


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ホールケーキ城でのサンジとプリンの結婚式の時。

ルフィの登場によりめちゃくちゃになってしまったウェディングケーキ。

代わりの新しいケーキを持って来いと要求するマムが、コック達に使った“魂への言葉(ソウル・ポーカス)”。

その圧に抗えないコック達は、その場で寿命が体から抜け落ちた。



ステイ(留まる) オア ライフ(寿命)


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ビッグマムに、ジンベエが再び傘下の脱退を宣言した時。

ジンベエに対して使われた“魂への言葉(ソウル・ポーカス)”。

そのままここに留まれ!さもなくば寿命をよこせ、と。

しかしジンベエは臆する事なく、「未来の海賊王のクルーになろうっちゅう男が四皇ごときに臆しておられるか」と言い放った。

そこに一片の恐怖もなく、寿命を奪われることはなかった。



ライフ(寿命) オア デッド(死)


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ルフィ達がトットランドから逃げる為、しんがりを務めたジンベエ達。

“魚人海賊団”と“ジェルマ66”に対し、ショコラタウンに駆け付けたビッグマムが使った“魂への言葉(ソウル・ポーカス)”。

「寿命をくれる?それとも…死ぬ?」

結果的にはジンベエ達“魚人海賊団”は逃げ切り、“ジェルマ66”はニジとヨンジが捕らえられてしまった。



ライフ(寿命) オア スレイブ(奴隷)


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ワノ国鬼ヶ島でのキッド&ローvs.ビッグマムの戦いの時。

追い詰められたマムが繰り出した“魂への言葉(ソウル・ポーカス)”。

「50年分の寿命をよこす」か!! 「生きておれの奴隷になる」か!!

しかしキッドとローは少しも臆する事無く、1秒も寿命を取られる事はなかった。

その後、ビッグマムは奈落へ落ちていった。



[番外] リーブ(去る) オア ライフ(寿命)


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トットランドに住む者達は、半年に一度1か月分のソウルを国に払い安全を買う。

ソウルの回収と分配をするのは、マムの魂で作られた「化身」達。

その際に使われる“魂への言葉(ソウル・ポーカス)”。

住人の多くは「ライフ(寿命)」を選択し、この土地に住み続けている。

マムは「去る者は殺す」主義…もしも住人が「リーブ(去る)」を選択した場合、その場で寿命の全てを取らてしまうんだろうか?



マムが欲するモノは選択肢の後者


この“魂への言葉(ソウル・ポーカス)”には、ある法則がある。

元ネタの「トリック or トリート」は、「お菓子(トリート)」を要求する文句。

ソウル・ポーカスも選択肢の後者が「その時のマムが欲しているもの」だろう。

モスカートの寿命より「トリート(お菓子)」、

ジンベエが海賊団に留まるより、その「ライフ(寿命)」、

トットランドの住民達が去るより「ライフ(寿命)」を欲しているという事だ。

――という事は鬼ヶ島の戦いの時、キッド達の寿命を取るより「奴隷になる事」を望んでいたのかな?



名前の由来


究極の二択を迫る“魂への言葉(ソウル・ポーカス)”

この技名の由来はなんだろう?

元ネタである「トリック・オア・トリート」は、元々 古代ケルトの「souling(ソウリング)」と呼ばれる慣習が由来だそう。

「ソウリング」では死者の日に子供達が歌を歌いながら家々を回り「ソウル・ケーキ(soul cake)」を乞い、受け取ったソウル・ケーキは亡くなった霊魂を天国に導く儀式に用いられたそう。

「ポーカス(pocus)」は「hocus・pocus」から?

「hocus・pocus(ホーカス・ポーカス)」の意味は…

1
人の目をくらます、だます 
2
呪文、奇術、手品、おまじない 
3
まやかし、いんちき、ごまかし

つまりマムの技“魂への言葉(ソウル・ポーカス)”は、「ソウル・ケー(soul cake)」「hocus・pocus」のミックス?

由来を考えてもマムっぽさが漂う。


――以上、マムの“魂への言葉(ソウル・ポーカス)”の考察とまとめでした。

コメント

マムのこの能力で世界を滅ぼす事もできる・・・?

No title

ロマサガ2のクジンシーの必殺技を思い出すよね

Re: タイトルなし


> ソウル・ボーカスに臆せずかなり肝の据わったキャラって他にも誰かいるかな…

七武海・四皇クラスは大丈夫なんじゃないですかねぇ( ^^)

あ、バギーはムリっぽいか。笑

アニメでも見たが、ジンベエカッコいいな
ソウル・ボーカスに臆せずかなり肝の据わったキャラって他にも誰かいるかな…

>バルトロメ雄さん


>あれ?って思ったら… 丁度 コメントが1年前ですね!

WCI編も佳境なんで、昔の記事もリライトして挙げて行こうかなって(^^)/

>inuyanさん


>能力の発動のきっかけ、とお考えください。

ふむ確かに。

まず初めにリンリンが能力を発動したのは「マザーの魔法」の真似事がきっかけでしたよね。

んでソウル・ポーカスは、選択を迫ってはいますが技の肝は「臆せば寿命を取られる」ってとこだと思うんです。オペラのセリフからも。

だとするなら、マムの迫力は元々折り紙付きなんで、かつて偶然誰かにズイッと迫った時に、その相手からソウルが出てきて気づいた、とか?

歴代のソルソルの能力者がマムと全く同じ使い方をしたとも限らないんで、これは「マムのソルソルの使い方」なんでしょう(^^)/

あれ?って思ったら…
丁度 コメントが1年前ですね!

ハロウィンの時の トリック or トリート
お菓子くれなきゃ いたずらするぞ!
まさか 今までのは マムのいたずらだった?

>かんりにんさん

すみません。「技」って書いたから誤解されたのですね。書き方がわるかったです。

能力の発動のきっかけ、とお考えください。

それ以外は前に書いたとおりです。

少なくとも意識して食べたわけじゃない、としたら、どうやって発動条件に気づいたのか。というのが主題でした。

>アントマンさん


>"ソウル・ボーカス"(soul・pocus)はhocus・pocusからきてるみたい

ふむふむ。

またまた情報ありがとうです(^○^)ノ

前のと合わせて記事中に追記させてもらいます!

>ユキナさん


>シフォンやプラリネの様にまだまだ見限りや裏切りが出そうですね。

ですね~!

最終的にはそんなラストがありそうです(+o+)

>inuyanさん


>恐怖を感じさせないと通用しない技。どうやってその効力や発動条件に気づいたんでしょうねえ。

技ってのは自分で考え作るモノなのでは?(゜-゜)

>クリーチャーさん


>どのくらいの規模で天候操作できるか

島1つ分の気候をガラリと変えられるくらいなんで、炎で街を焼け野原にしたり、天候操作で街を壊滅させるくらいは出来そう?(^<^)

>アントマンさん


>古代ケルトのsouling(ソウリング)と呼ばれる慣習が由来
>ソウリングでは死者の日に子供たちが歌を歌いながら家々を回って、「ソウル・ケー(soul cake)」を乞い、受け取ったソウル・ケーキは亡くなった霊魂を天国に導く儀式に用いられた

毎度毎度、本当に勉強になります~(^○^)

確かに仰る通りマムの技の元はここからっぽいですね!

>かkさん


>マムが四皇から小物に

ここからに期待したいですね(^ム^)

>参事さん


>次のもっと強い技を期待

ですね!

モリアが影を自らに集めたように、寿命を…?

いや、それじゃ強くはならないか(゜-゜)w

No title


>本来のトリックorトリートがお菓子を要求する文句なので後ろに来てるものがマムがその時欲しいものなのかなーと

おお!それだ!!!

確かに後ろに来てるモノがその時マムが欲してるモノっぽい(*^。^*)ノ

追記します!

>ここさん


>私だったら、お陀仏かもΣ(・□・;)

me too!\(゜ロ\)(/ロ゜)/笑

No title


>ジンベエ同様、ルフィを信じてる麦わらの一味は全員、魂を取られないって展開はあるかも

どうしてもウソップ、ナミ、チョッパーあたりはビビる姿しか浮かばない\(◎o◎)/笑

マムの技"ソウル・ボーカス"(soul・pocus)はhocus・pocusからきてるみたい。
hocus・pocusの意味は
1.
人の目をくらます、だます
2.呪文、奇術、手品、おまじない
3.まやかし、いんちき、ごまかし
って感じです

マムの資質

なんかマムってもう少し度量があるキャラだと思ってましたね、白ヒゲ海賊団の様に親子の信頼的な関係で結ばれている様な感じを想像していたのですが。

モスカート、シフォン、プリンへの仕打ちをみると実子であっても恐怖で抑え付けている様な。

シフォンやプラリネの様にまだまだ見限りや裏切りが出そうですね。

前の方も書かれてますが、恐怖を感じさせないと通用しない技。どうやってその効力や発動条件に気づいたんでしょうねえ。
過去には弱っちい人もソルソルを食べたことあるでしょうけど、「ライフor●●!」「・・・あれ?効かねぇ」って、敗れていったのでしょうか。
もしかしてリンリンが歴代ソルソル能力者で初めて、ハロウィン遊びとかでたまたま気づいた、とかでしょうかね。

どのくらいの規模で天候操作できるかでビッグマムの強さが決まるな
プロメテウスの炎で街を焼け野原にしたり、ゼウスの天候操作で街を壊滅させる規模ならかなり強いけど
四皇ならこれくらいやってほしいけど

ソウル・ボーカスの元ネタと思われるトリック・オア・トリートは元々、古代ケルトのsouling(ソウリング)と呼ばれる慣習が由来みたいです。
ソウリングでは死者の日に子供たちが歌を歌いながら家々を回って、「ソウル・ケー(soul cake)」を乞い、受け取ったソウル・ケーキは亡くなった霊魂を天国に導く儀式に用いられたそうです。
ビッグマムの技はこのソウリングからきてるのかも。

ああ未来が見えるよ。マムが四皇から小物になる未来が

この技は臆さない相手には使えないから万能ではないですよね。
臆さなかったらダメージすら与えられない。
次のもっと強い技を期待します。

 

本来のトリックorトリートがお菓子を要求する文句なので
後ろに来てるものがマムがその時欲しいものなのかなーと思いました

恐ろしや〜〜!!
私だったら、お陀仏かもΣ(・□・;)

ジンベエ同様、ルフィを信じてる麦わらの一味は全員、魂を取られないって展開はあるかもですね。ビッグマム海賊団にはそれ(マムと子供達の間の信頼関係)が無いという皮肉も込めて。

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