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ワンピース 第866話 “NATURAL BORN DESTROYER” 感想


[週間少年ジャンプ26号](コミックス派の方はネタバレを含みますのでご注意を)


ついに語られる、後の“ビッグ・マム”シャーロット・リンリンの過去。

マムの本質を表したタイトル「NATURAL BORN DESTROYER(生まれついての破壊者)」が印象的な今回。

5歳時のリンリンは、ただ無邪気で、多くの事に興味津々で、自分の思い立った事はすぐに行動に移し、自分の欲求に素直な優しさを持った子供だった。

ただ不幸は…巨人族に匹敵するような巨体と桁外れたパワーを持って生まれてしまった事。それだけに、ちょっと悲しいね。

悪気はなくとも破壊をしてしまうリンリンに羊の家の子供達は恐れるが、それを笑顔で受け入れてくれたカルメルとエルバフの強者達。

そんなカルメルに惹かれ、大好きになるリンリン…

この唯一の理解者を失った果てが現在のマムなんだろう。

“生まれつきの破壊者”シャーロット・リンリンの生い立ちまとめ

それに加えて5歳にも関わらず12日間の断食を行ったのが食い患いの癇癪を起こすトリガーになってるんだけど。

これはエルバフの悪習だよねぇ…5歳の子供にさせるもんじゃないわさ。

逆に6日間もよく耐えたなリンリン。

さて、そんな63年前のエルバフにはこれまで出てきたキャラ達や、これから出てきそうなキャラ達がたくさん登場した!

この地には居ないけど、話題として登場したドリーとブロギー。

その二人を迎えに行こうという話をしていたオイモとカーシー。

そして、エルバフ新世代の戦士にして現“麦わらの一味”の傘下の一人ハイルディンも!

その後ろの木に座ってるのはスタンセン(シャボンディ諸島で奴隷になる寸前だった巨人族)かな?

ハイルディンの言う「4人の仲間」の一人はこのスタンセンで決まり?

WCI編で名前の出たロキ王子もつい最近産まれたとこらしい。

新たな巨人族の名前も続々。

ロキ王子と同時期に村で産まれたロードとゴールドバーグ、そしてハイルディンと同世代と思われるゲルズにエイリ、オイモとカーシーの同世代にはライディーンという戦士もいた。

そして、最年長にして元“巨兵海賊団”団長“滝ひげのヨルル”(344歳)と“山ひげのヤルル”(345歳)の存在も。

巨人族の「実年齢」と「見た目年齢」の相関関係について

ドリーとブロギーは2代目か、もしくはエルバフの歴史が相当長いなら船長職は代々受け継がれてきてるものなのかもね。

しかしコメント欄にもあったけど、巨兵海賊団はトップが2人でないといけないという掟でもあるのかね?

団長 “滝ひげ”と“山ひげ”

海賊頭 “赤鬼”と“青鬼”



もし、ハイルディンが巨兵海賊団を復活させる時にも相方となるキャラが出てくるのかな?

それがもしやスタンセン?ちょっと心許ないか…?

これで大体の世代が分かってきたから、まとめ記事でも作っとこかな。

そして、マザーカルメルと羊の家の子供達。

カルメルについては、これまでに考えてきた人物像とそこまで乖離がなかったから意外性はそこまでなかったかな。

・シスターであり、聖母(マザー)の称号を得ている

・巨人族からも敬愛の念を受ける存在

・種族を問わず行くあてのない子供達を受け入れる施設を作る

・リンリンもカルメルのことが大好き


その施設「羊の家」に居る子供達の方が気になるかな。

今後の展開次第ではここの施設出身のキャラ達が出てきそうだし!

コメント欄では、闇の帝王達の何人かはここの子供達では?という意見もあったね。

「あのサングラスの子が“闇金王”のル・フェルドかも?」とか。

それもアリだけど、個人的にはその中の何人かがマムの元夫だったりしないかな~?と思ってる!

羊の家にも多種多様な種族が居たし、マムの子供にも多種族の特徴を持った子供達が多く居るし、ここまでの展開で元夫がパウンドしか出てないのも気になる。

ラストには、断食の末食い患いの癇癪を起こしてしまったリンリンの暴走を剣を持ち出して止めんとするヨルル!

その時のヨルルの言葉「とうとうやったなリンリン」…これは、リンリンがこの度の癇癪を起こす前からそういう風に見てたって事だよね?「いつかやらかすと思ってた」と言わんばかりだ。

「こやつは子供の姿を借りた悪神じゃ!」

体が大きいばかりに、力が強すぎるばかりに周りを破壊してしまうリンリンの事を“悪”神というヨルル…これまでのリンリンの行動に「悪」を見たのかな?

この先の展開はボンヤリと見えそうな気がするけど、まだまだ驚きの展開がありそうで楽しみだね!

コメント

>NEWtさん


普通の家庭に生まれ育ったとしても覇王色持ちであることにそこまで不思議はないんですけどね~(^◇^)個人的には。

突然変異ってことで納得してます|д゚)w

No title

マムの親は普通っぽかったのですね。
何かしらの血筋や性格を受け継いでいるキャラクターが多い中で、覇王色を持ち合わせていながら普通の家庭で生まれて育った様な描写は違和感を感じました。出生には何か秘密があるかも知れませんね。

>anaさん


>マムはサンジに、マザーカルメルの面影を見るかも

ありそうな気がする~!

そんでセムラ作って一件落着?

あっさりし過ぎだけども( ゚Д゚)w

No title


>ヨルルとヤルルのデザインがカッコいい

わかる!

老いてなお、強さを醸し出す風格(*'▽')

>tさん


>カルメルが身代わりで死んでしまったんじゃないかと

ここでカルメルが亡くなるのは既定路線っぽいですよねぇ…あとはどういう展開で亡くなるのかが気になるところ(((+_+))

No title

トットランドが羊の家をモチーフとするなら、マザーカルメルのポジションはサンジですね

カルメルの「全種族に共存を唱え、相手の罪を許し、優しさを教える」
サンジの「誰よりも優しい」というキャラクター
両者に共通する部分は多く、同じトレードマークである「咥えタバコ」をしている

ビッグマムはサンジに、マザーカルメルの面影を見るかもしれませんね

No title

ドレスローザで語られた悪魔の実の再生メカニズムが本当だとして
カルメルが処刑を止めた時の雷雲がソルソルの能力だとしたら
リンリンが能力を継承するためにはマザーの死が絶対条件ですねえ

それにしても、ヨルルとヤルルのデザインがカッコいい

実はこの時カルメルが身代わりで死んでしまったんじゃないかと思います、マムは食い患いで記憶がなくカルメルは突然いなくなったとでも言われ、それを今だに信じてるんじゃないかと思います!

>チェシャさん


>ゲルズは北欧神話に出てくるもっとも美しい巨人

おお、そうなんですね!

他のキャラも元ネタが分かりそうで楽しいですね(^◇^)

>塩アメさん


>「みんながね…おれの言う事きいてくれないんだ」は、いろんな状況が考えられる

ですね~(*'▽')

また選手権するんで、次回の展開予想に生かしましょう(^◇^)ノ

ぜひ参加を!笑

>ちぃ。さん


>ビッグマムの過去編が予想以上に長くなりそう

長くとも2~3話程度じゃないですかね??

次回には終わりが見えそうな気が(^^)

個人的には長くてもいいんですがw

No title


>2人ペアなのは、ドリーとブロギーが使った技「覇国」に関連していると予想

面白い!

その「エルバフの槍」関連で、この記事を大幅リライトしました(^◇^)↓

ハイルディンの大技「英雄の槍(グングニル)」の「英雄」とはヨルルとヤルル?
http://onepiece-log.com/blog-entry-169.html

>ヨイトマケさん


>ローラの破談から断ち切れたエルバフとのパイプ役をルフィが請け負う事が今回の落とし処でしょうか。

うん、そのあたりが良いトコかもですね('Д')

マムの過去を知ってしまったら無暗に「倒せ~」とは思わなくなっちゃいましたねw

>塩アメさん


>エルバフにはいられなくなり、羊の家は別の巨人の村に移る

んん~物語上これを繰り返すのは蛇足になりそうかな~

ここで何かしらの決着と結論が出る気はしてるんですが、確かに「全巨人族に」って部分は引っかかりますね(´・ω・`)

>ゆんさん


>ゲルズは巨人じゃなくて女の子でしょ?

んにゃ、巨人族の女の子ですよ(*'▽')ノ

>zipさん


>ヨルルのベルトのドクロこれってアラバスタの武器商船のと似たドクロ

結構似たマークってありますよね~!

黒ひげの海賊旗と、オーズJr.のネックレスの「3つの髑髏」とか|д゚)

>漫画の王道さん


>ルフィもたえらんないでしょー

ルフィは3日ももたなさそう( ;∀;)ww

>とうあさん


>冬至祭も今では太陽の復活祭とされているが、本来はセラムと断食で食欲を刺激して悪神を炙り出す儀式であったのではないかと

おお、それ面白いですね!

それがあったからこそ、リンリンのことを悪神と言い放った、と('Д')

No title

エルバフに出てきた巨人は北欧神話の登場人物も増えましたね。

ゲルズは北欧神話に出てくるもっとも美しい巨人。

ヤルルはリーグの詩に出てくる巨人の名前。ヨルルはいないですが語呂で合わせたのでしょうか?語呂が近いのにはカルルという巨人がいましたけど。

他はゴールドバーグはプロレスラーですかね?スタンセン→スタン・ハンセンとか。

No title

マムの「みんながね…おれの言う事きいてくれないんだ」は、
いろんな状況が考えられると思います。

例えばカルメルがいなくなった後、子どもたちは悪の道に走った。
マムは止めたが、皆はきこうとしない。
そして危うい立場に追い込まれた仲間を、
マムは巨体と腕力にものをいわせて助け出した。
そうするうちに闇の世界に名が広まっていき、悪党のボスになり、
性格もそれに似つかわしく変わっていった。
(「地位は人をつくる」と言います)

No title

ビッグマムの過去編が予想以上に長くなりそう。

一話で終わるかと思ってました…。

巨兵海賊団の船長が2人ペアなのは、ドリーとブロギーが使った技「覇国」に関連していると予想。
覇国は巨人族の中でも最強の戦士2人による技、ということなら巨兵海賊団の船長が2人ペアである理由には相応しいかなぁ、と。

ローラの破談から断ち切れたエルバフとのパイプ役をルフィが請け負う事が今回の落とし処でしょうか。暗殺も未遂で終わってしまうのでしょうね。
結果、ルフィはサンジ奪還に成功し、この後のカイドウ戦においてマムに中立を守らせる取引まで成功できるのかな?個人的にはマム暗殺後、次世代(イチジか子供達)で再編成して欲しかったんですけど。
メルヘンチックな島での魔法使い的な悪魔の実の能力者が多かったせいか、チカラまかせのバトル描写が欲しいモンです。



No title

断食には対象外者(病人や乳児など)がいるのでは?
その人たちのためのセムラが断食期間にもつくられていて、
リンリンの発作はこれで消える。

昔、巨兵海賊団残党を助けた恩と引き換えに、
カルメルはリンリンを許してもらう。
しかしエルバフにはいられなくなり、羊の家は別の巨人の村に移る。
そこでもリンリンは、断食時に食い患い発症。

この繰り返しで、「全ての巨人族から嫌われた」

それなら他の種族のところに移れば良いのだけど、
国を追われた王子や奴隷にされかけた子がいるために、
外敵が来づらい場所でなければならない。
それと、子供たちの食糧確保の問題があったのかも。
巨人族の育てる野菜や果物は大きいはず。
大食漢のリンリンがいるからなおさら食糧確保が重要だった、とか?

ゲルズは巨人じゃなくて女の子でしょ?

滝ヒゲと山ヒゲはドリーとブロギーより懸賞金低いのかな?

ヨルルのベルトのドクロこれってアラバスタの武器商船のと似たドクロだな
まぁ角が上下逆だから関係ない気がするかな
ジェルマって言われてるし実際そうだと思うけどわざわざ似たドクロにしてるし意味があるのかな?

>逆に6日間もよくたえたなリンリン。

たしかに(笑)
ルフィもたえらんないでしょーね!

No title

ヨルルの発言は気になりますよね
キャベンディッシュの夢遊病がハクバという別人格だったように、リンリンの中にも何かいるんじゃないかと思います。
リンリンの中にいる何かはかつてエルバフに災いをもたらしていたもので族長の間で語り継がれていたとか
冬至祭も今では太陽の復活祭とされているが、本来はセラムと断食で食欲を刺激して悪神を炙り出す儀式であったのではないかと
だからこそこういう結果になって確信をもって悪神といいきった
完全な妄想ですがこういう予想をしてみました。

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