季刊誌
「ONE PIECE magazine」の
vol.7発売。
ローの小説
「novel LAW」の第4話の感想を。
第1話、第2話、第3話はコチラ(←)
スワロー島の伝説の財宝はヴォルフによって
スワロー島には古くから
「財宝伝説」の言い伝えがあって、それは60年前にこの地にやって来て死んだ
「キャプテン・ラドガ」という有名な海賊が遺した宝だそう。
その宝を狙って、ヴォルフの息子で海賊であるアルトゥール・バッカがこの島にやってきてるんだけど、その宝はすでにヴォルフが見つけてて、自作の潜水艇の素材を買う費用と町の復興にあて、全て使い切ってしまったようだ。
この辺は、episode.2・3あたりでの予想が当たってた感じだね。
でもこの財宝があった場所は明記されてなかった…
ラドガの手紙に書かれていた
「あの美しい景色の中」てのは一体どこだったのか…ちょっと気になる。
何にせよこれにて、スワロー島の大きな謎
「財宝伝説」は解決した。
ローの技「カウンターショック」誕生秘話
さて、そのスワロー島に来た海賊との戦いは特に特筆するべき事もないけど…
モブ敵達を蹴散らした後、最終的にはこんな構図の戦いになった。
ロー ヴォルフ | VS | バッカ |
ベポ シャチ ペンギン | VS | ボアケーノ |
それぞれの勝敗については言わずもがな。
だけど、ローがその時初めて繰り出した技の中に
「カウンターショック」があって、それのちょっとした誕生秘話的な説明があったから、ちょっと載せてみる。
ちなみに「カウンターショック」ってのは、ドレスローザでドフラミンゴに、パンクハザードでヴェルゴやイエティクールブラザーズに繰り出した、電撃を放つローの代表的な技の1つだ。

カウンターショックは、
体の中に流れる微弱な電流を右手の親指に集め、凝縮し、増幅させ打ち出すものだそう。
こういう技にも、一応ちゃんとした理屈があったのか~と感心した。
チート的なオペオペの実といえども、一応の理屈はあるんだな、と。
コレの応用で
「ガンマナイフ」や
「ラジオナイフ」なんかも編み出したのかも!
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ベポ、月の獅子(スーロン)へ
さて、もう一方の戦いについての勝因を語るとするならば、ベポによる無意識の
「月の獅子(スーロン)」化だろうか。
ちょうどその時が満月だったのが幸いして、劣勢に立たされたベポ達はこれで一気に形成逆転!
なんとか勝利を収めた。
ベポのスーロン化については、これまで作中でも触れられていなかったから嬉しい。
まぁ、ベポ自身にも記憶がなさそうだから、これまでにもちゃんとスーロン化しか事はないのかもしれないね。
もちろん自分でコントロールは出来なさそうだし…
この時点から数年経った、現在はどうなんだろう?
でもハートの海賊団に他にミンク族は居ないから、それについて習う人もいないだろうし、シャチとペンギンはこの先ベポに満月を見せない可能性もある…笑
やっぱりスーロン化は習得してなさそう?
ハートの海賊団結成と旅立ち
ラストは、ローの旅立ちの決意とハートの海賊団結成。
ここはまぁ、物語の筋書き上当たり前の流れなんだけど、一つだけ意外というか予想外だったことがある。
それは、ロー達が旅立つのはヴォルフが死ぬからだと思ってたんだけど、ちゃんと生きて送り出してくれた。
そして、海賊団名となる
「ハート」とは、コラさんから受けた
「愛」だけじゃなく、ヴォルフの
「優しさ」や仲間達への
「信頼」の全てがこもってる、と。
こう繋がるのか~!いい名前!!
んで、「ハートの海賊団」って名前は、「海賊旗のマーク」より後に作られたって事も判明した。
だから、海賊旗に「ハート」のマークが入ってないんだ!!
ちなみに、episode.3にも書いたけど、スワロー島の
「海底を飛ぶツバメ」ってのは、ヴォルフの作った潜水艇であり、それが現在のロー達の船
「ポーラータング号」だ。
船に描かれた海賊マークは、ローの決めたデザインを、ヴォルフがこっそり入れてくれたというエピソードもあって、なかなかいいラストになってる!
ローというキャラクターのバックボーンを知ることの出来た良い小説だったね。
単行本化もするだろうし、その時の尾田先生の描き下ろしのカバーに期待!!
そして、次に小説化するキャラクターも気になる!!
誰になるのかな~~??
これまでのエピソード
第1話、第2話、第3話はコチラ(←)
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