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ワンピース 第968話“おでんの帰還” 感想その②


[週刊少年ジャンプ08号]

(コミックス派はネタバレにご注意)

第968話“おでんの帰還” 感想その②。

①を未読の方は、まずコチラからどうぞ↓

第968話“おでんの帰還” 感想その①

〇ロジャーに質問したシャンクスが泣いた理由
〇世界政府がロジャーの名を隠す理由
〇“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”は世間がつけた名称
〇2人の王の誕生を喜ぶクジラ達
〇STAMPEDEの10089巻の設定ネームと同じ描写
〇ロジャーがレイリーにかけた言葉


それでは、この続きの感想をどうぞ↓


 

ロジャーと白ひげ


一番に船を降りたロジャー。

死ぬ前にやる事の1つは「白ひげと会う事」

「おれァ死ぬ前に“白ひげ”に会うつもりだ」


それは、2年前の頂上戦争の時に白ひげが回想していたあのシーンだろう。

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ロジャーがラフテルや“Dの一族”について語ってるし、話ぶりから死が近い事も感じ取れる。

「ラフテルへの行き方を教えようか」


そいえばこのセリフ、自分で名付けた島の名前を嬉々として語ってるって事になるのか。

なんか可愛いな…ロジャー。笑

一つ気になるのが、船を降りる時にレイリーに渡したはずの帽子を被っている事。

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また似た様な帽子を買ったのかな?笑
 


別れ際の強がり


1番目に船を降りたロジャー、2番目にワノ国で船を降りたおでん。

この2人の別れ際が本当に良かったよね。

特におでんの航海日誌の記述と全く食い違っている部分が。笑

男の別れだ 誰も涙など流さなかった──

「海賊王」の船員は涙など流さないのだ──


俺は死ぬわけじゃない

当然 笑って別れた

いつかまた会えるはずだからな!!


こう書いてあるけど、どちらも皆大泣きしてのお別れをしてるんだもん。

この後、おでんも死ぬ事になると知っているだけにめっちゃしんみりとしちゃうけど…
 


海賊王となったロジャーはワノ国には上陸せず


そういえばロジャーは、海賊王になってからはワノ国に上陸してないんだね。

錦えもんが「面識ある」って言ってた件はロードポーネグリフを写しに来た数時間の内に会ったって事でいいんだけど、ヒョウ五郎はロジャーが海賊王になってから会ったと思ってたんだけどなぁ。

兎丼の囚人採掘場でルフィに語ってたシーンから考えて。

7812.jpg

ヒョウ五郎ともこの時に会ってたんだろうか。

そして、この時にヒョウ五郎はロジャーの偉大さを感じ取ってた…という風に解釈すればいいのかな?


ジョイボーイが現れる!?


今まではこの“鎖国”に意味があった…!!

だがいつか“ジョイボーイ”が現れる日までに

開国せねば……!!!


んん!?「ジョイボーイが現れる」!!?

サラッとデカめの謎をブチ込んできたぞい!

ジョイボーイってのは「空白の100年」に実在した人物。

その人物が現れる!?

まぁトキも実際に800年前の人物だし、同じように「空白の100年」から人が現れてもおかしくないけども。

でも、ネプチューンはこう言ってたんだよね。

いずれ必ずジョイボーイに代わって

約束を果たしに来る者が現れる

──それがわしら王族に伝わる伝説…


おでんの発言とはちょっと食い違う。

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ちなみにこの「いつか現れるジョイボーイ」は、海王類達が話してた「遠くの海で生まれるもう1人の王」とイコールなんじゃないかな?

つまり、ジョイボーイ=ルフィ=約束を果たしに来る者って事?

ジョイボーイってのは「意志」とか「称号」みたいなモノ?

ルフィはかつての人魚姫との約束を果たすという役目を知らず知らずのうちに背負ってるのか…

このあたり、また別記事で掘り下げたい部分ですな。



イゾウが白ひげの船に残り続けた真相


死ぬ前に“白ひげ”に会うつもりだと言っていたロジャーは、おでんの従者であったイゾウの事も気にかけていた。

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「イゾウもワノ国に帰す(様に伝えよう)か?」というロジャーの提案に、おでんはこう返した。

いやあいつはあの船に馴染んでた

「白吉っちゃんを頼む」と(伝えてくれ)


そして、ワノ国で待つイゾウの弟・菊の丞(お菊)もこの5年でサッパリとした様子。

イヌちゃんネコちゃんに聞きました!

元気ならいいです!


これが、イゾウが白ひげの船に残り続けた真相だったわけだ。

何か特別な重い理由があるわけでもなく、成り行きでそうなった感じだね。

あとは、イゾウが白ひげの船の隊長を受けるまでのエピソードとかも読んでみたい。

イゾウは16番隊の隊長。

つまり一番遅くに隊長職を受けたって事なんだよね。

それまでは2番隊隊長であるおでんが戻ってくるのを待ってたって事なのかなぁ。

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5年ぶりに帰還したワノ国の変化


30年前にワノ国を飛び出したおでんが、5年ぶりに正式に帰ってきた。

この5年でワノ国は大きく変わっていた。

それは良い風にも悪い風にも…

おでんが居なかった時のワノ国の出来事を箇条書きにしてまとめよう。

●息子モモの助が礼儀正しくなっている

●おでんが九里の人気者になっている

●アシュラはヤクザや賊を抑える為にその頭に

●傳ジローはワノ国中で金を借りたり返したり

●将軍スキヤキの死

●オロチが将軍として悪政三昧

●各郷に武器工場ができている

●各郷の男達は低賃金で強制労働させられている

●オロチのバックにはカイドウがついている

●半年前、労働を拒否した男と家族が処刑された

●カイドウの部下によりモモの助が狙われる

●モモを守ったトキは足を矢で貫かれた


箇条書きにしただけでもこれだけの事柄が…!!

この中でも特に気になる事柄について、次の記事で触れたい。


第968話の感想その③に続く↓

第968話“おでんの帰還” 感想その③

〇トキのおかげで大人気のおでん
〇ヤクザと山賊のお頭になったアシュラ
〇金回り全般を引き受ける傳ジロー
〇オロチとカイドウが手を組んだ時期
〇カイドウを手引きした人物
〇怒るおでんとオロチを守る者


コメント

追記です。

あ~でもあの時のそげキングウソップは別に嘘をつくつもりであの台詞を言った訳ではないでしょうから、あの台詞を「ウソップの嘘」の枠に入れていいかどうかは微妙ですね(苦笑)。

個人的にはそういう無意識の台詞も含めて現実にしちゃう彼の凄さを推したいですがw

男の別れだ。誰も涙など流さなかった。といいながら号泣しているシーン、実はここでもウソップの嘘がホントになってますよね。
→男の別れだ、涙のひとつもあってはならない。と言いつつメリーとの別れで号泣していたそげキング。(とフランキー)

といっても巨大金魚のフンの何もない島と同じで「過去に実は本当にあった話」のパターンですが。

男の別れだ 誰もー、のコマに一人だけ背を向けてる奴がいるけどレイリーだよね、もう見るのもつらかったのかな
ロジャーから帽子を受け取ってたけど今はこの帽子はどこにあるんだろう?意味があればおもしろいな

あとロジャーのクルーに王国兵士の格好している人は
どこの国の兵士だろう?兜の装飾が見たことあるような、無いような…

謎の卵はえらいでかいけどこれはなんなのか
今はどうなってるのか
今回は色んなことがわかって色んな謎が増えた

ホビホビは今の持ち主がいる上にシュガーが歳取ってたとしてもまだドフラミンゴより若い、トキトキは800年前からトキが持ってる時点でジョイボーイがずっと同行してるなんてまずあり得ないので邪推し過ぎでは?

ロジャーの次におでんが船を降りたならロジャーが降り海軍のいない遠くの海は偉大なる航路でしょうか?
ここから南の海のルージュと出会ったのか、それともロジャーが南の海へと渡ったのか…自首するまでの期間も気になりますね。
もし偉大なる航路で降りたなら南の海への移動手段もありますし。

オペオペの不老不死、ホビホビの歳をとらなくなる設定、トキトキの未来に飛ぶ

などの設定は、な〜んか、むかしの人間をどうにかして現代にもってこようと設定を試行錯誤してるような印象が、、、

目的はジョイボーイを現代に登場させたいってことなのかな?

No title

ジョイボーイと言う名称は、あだ名や通称と考えています。

ルフィなら麦わらとか麦わらのルフィ等と呼ばれていますし、白ひげ、赤髪、丸坊主等色々と通称はありますから、ジョイボーイもそんな感じの呼び名なのかも。
おそらく、ジョイボーイには、正式な名前があるのでは。

ちなみに、おでんが言うジョイボーイは、以前からコメントでも指摘している通りジョイボーイの再来としての「ルフィ」を指していると考えています。
勿論ながら、おでんはルフィを知らない訳ですが。

ジョイボーイはおでんの「現れる」やネプチューンの「代わって」というセリフから称号とかなのかと自分も思います!
頂上戦争で白ひげが黒ひげに言った「ロジャーが待っているのはお前じゃない」も、「ロジャーが待ちわびているジョイボーイを継ぐもの、名乗るにふさわしいのはお前じゃない」という意味なのかなと…そうだとするなら、黒ひげにわざわざ言ったあたりやはりジョイボーイもD関連なのかなとも思います!

オペオペの不老不死、ホビホビの歳をとらなくなる設定、トキトキの未来に飛ぶ

などの設定は、な〜んか、むかしの人間をどうにかして現代にもってこようと設定を試行錯誤してるような印象が、、、

目的はジョイボーイを現代に登場させたいってことなのかな?

No title

おでんが言った「“ジョイボーイ”が現れる」と言うのは「第二のジョイボーイが現れる」と言う意味で言ってたのだと思ってましたが…。
それにしても、“ジョイボーイ”と言うのは、いわゆる称号とか異名みたいなものなのでしょうかね?
私はてっきり“ジョイボーイ”と言うのは“ジョイボーイ・D・なんとか”みたいな感じで、人名だと思ってましたよ…。それも、ファミリーネームというか苗字のほうの。

トキトキの能力は
本人以外も未来に飛ばせるなら
ジョイボーイしかり
他にも未来に過去の人がいても不思議ではないのかなとも
思います

No title

クロッカス前半 レイリー中盤 ギャバン終盤
ロジャーに言われてそれぞれ待機してるように思う。
待ち人はジョイボーイの生まれ変わりのルフィ

矛盾をなしに考えるとすれば魚人島の人間はジョイボーイがすでに亡くなった人と考えている。しかし事実は悪魔の実で未来に飛ばされた、というところでしょうか。赤鞘の時間軸を大幅に伸ばした感じですね。

ジョイボーイって人名じゃなくて、「愉快な男」的な代名するものだと思います。
きっとルフィもジョイボーイと呼ばれるようになるんだろうと。

ジョイボーイという言葉に、なにか意味があるんすかねぇ
ボーイ=男とはわかるけど、ジョイ…うーん…

ジョイボーイってあんまり人名って感じではないし、世界に夜明けをもたらす使命を背負った人物の称号なのかもしれませんね。
つまり800年前に初代のジョイボーイがいてルフィが現代のジョイボーイになるんじゃないかな。

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