ルフィと同世代の海賊
ジュエリー・ボニー。
自他の年齢を操作する能力を持つ女海賊だ。

ボニーはこれまでに2度、世界政府に捕らえられている。
2度目に捕らえられた時(頂上戦争の直後)、サカズキは
「――だがもう全て終わった」と既にボニーが用済みになったかのような発言をしていた。
ボニーは何故、世界政府に捕らえられていたのか。
今回はこの件について考えたい。
まず、ボニーの海賊としての行動を振り返ってみたい。
幼少期、父・くまと共にエッグヘッドを訪れる |
世界政府に捕まるも脱走に成功 |
最悪の世代の一人としてシャボンディ諸島に集結 |
天竜人からゾロを助ける |
マリンフォードの頂上戦争を海上から見届ける |
パシフィスタを見て泣く |
頂上戦争終結後、新世界入り |
新世界のとある島で黒ひげ海賊団に敗北 |
世界政府に捕まるも再び脱走に成功 |
とある町でドレスローザの記事を読む |
聖地マリージョアに潜入 |
エッグヘッドを訪れる |
次に、ボニーのこれまでの言動について考えてみよう。
❶人間兵器にされた父くまを見て泣くボニー
❷あいつ=ベガパンク
❸父くまを人間兵器に変えた世界政府を「絶対に許さねェ」
❹自我を失った父くまを奴隷として使う天竜人を「許さねェ」ボニーとくまの関係性が確定した事で色々と分かることがあるね。
ここまでのボニーの経歴と背景を鑑みて、世界政府に捕らえられた理由として2つ考えられる。
①ボニーの能力に関係する事
②くまに関係する事①なら
ボニーの年齢操作能力で“誰か”を若返らせ続けているのかと思っていたけど、
第1072話“記憶の重さ”にて、ボニーの能力は生物に対して永遠の効果がない事が判った。
「あたしの能力は生物に対して永遠の効力はない…!!」
人に対しては時間が経てば元に戻るボニーの能力。
――つまり寿命を延ばす事は不可能か…
そうなってくると②で、
くまを人間兵器にする為の人質としてって線が濃厚になるよね。
頂上戦争の時には既にくまは自我を失った人間兵器になってたし、「全て終わった」状態だったからサカズキの発言とも矛盾が無い。
でもベガパンク曰く、自我を失う決断はくま自身がしたんだよね…
だとしたら、くま自身の
「特殊な種族」に関わる事なのかな?

くまを対象にしたベガパンクの研究は「ニキュニキュの能力」を使っての「記憶」や「想い」に関するものだった。
くま自身の肉体面にも何か秘密があって、世界政府が狙っていたのはそこかもしれないね。
だから娘を人質に取って、くまに言う事聞かせてたのかな?
現状、このくらいがベターな考え方だよね。
でも尾田先生の事だから、この斜め上を行くんだろうね笑
ONE PIECE が終わるまで尾田先生の掌の上で転がされ続ける読者でありたいw